スポーツ観戦が苦手で、
肝心なところは見逃しちゃう、っていうことを
前にも書いたのですが、
「サッカーを見ていたけど見ていなかったっていう話」
http://kaoline.jugem.cc/?eid=701
そんな私が
地区の運動会で
結果の記録係になっちゃったものですから、
もう一人、同じ係になった方に
当日早々に、
初めからカミングアウトしておいたんですね。
つまり、そういう能力に欠けていますが
がんばりますので!っていうことを。
そうしたらその方が
あ~!おんなじ方がいた!ってびっくり仰天
驚いたりよろこんだりと
ひとしきり盛り上がってしまいました。
なんでこんなにたくさんの人間の中から
運よく選ばれてしまったのか
世の中って不思議ですね。
その日初めてお会いした方でしたが
なぜだかそんなわけで
大会の間中、楽しく係活動いたしました。
終えてみると、係以外にも、審判やアナウンスの方までもが
勝敗には厳しくチェックを入れているので、
私たちは念のため、頭数を増やして正確性を上げるみたいなもので
初めからリラックスしてのぞめばよかった。
地区の行事運営をとりしきっているのは、
自分達の親や、それ以上の年代の方たちが中心で、
もちろんその年代の人がすべてそうとは限らないけれど
公のために気力活力を惜しみなく奉仕している姿っていうのは
まぶしくて頭が下がりますね。
自分がそれをやるような年代の頃には
役については、まっぴらゴメンとまでは言わないけれど
会議等で、負担が不公平だからとかなにがどうだからとか、
そんな準備等の手間のかかるものはなくしましょうみたいな
そんな流れの中にいて、そうですね~とか
言ってるかもしれない。
自分のため、わが子のため、みたいなのが
地域のため、みんなのため
みたいになってくのだったらすごいよねえ。
今の自分にはいろいろ精一杯で想像できない世界。
自治会の長の人でも
議員さんでも政治家でも先生でも、
スタート地点から尊敬するよ。
学生で勉強してたときに
「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、
一部の奉仕者ではない」
って憲法にあるのを知って、
この文言には心をうたれたなあ。
きれいごとじゃなくて。
全体の奉仕者。
わたくしごとでなくて、
全体に奉仕する人を知ってか知らずか
職種やカテゴリで1括りにして、
悪口言ったりする人ってたまにいるけど、
そういう人はすべからく
仕事のできない人だと私は踏んでいる。
もしくは駄々っ子。
っていうのは、そうね、
仕返しにこっちから「そういう人」と
1括りにして差別しているだけであって、
まことに器のちっさい話なんだけれどね。
お。やっぱりきれいごとじゃなくなった。
すみません。
まあ、そんなことで、おやすみなさい。