子どもがイベントなんかでもらってくる風船は
すぐにどっかに飛んでいくか割れるか
翌日には小さくなっていたりするものだけど、
風船の専門業者さんがふくらませてる風船は
ぜんぜんいつまでもしぼまない。
なんでだろう、何が入っているのだろうか。
どんな秘密があるのだろう?
ちょうど私が誕生日のときに
夫が風船の盛り合わせのようなものを2つ持ち帰り、
なんと楽しいプレゼントだろうと喜んでたら
それはべつに贈り物でもなんでもなくて
職場の会合かパーティーの座席に置く、
にぎやかしの風船の残り物だったということがありまして。
なんとなくリビングのスピーカーの上にひとつづつ
おいて眺めて暮らしているわけですが、
風船が置いてあるだけでなんだかその周りが
ファンシーでドリーミーになってくるんです。
あんまり趣味じゃないような・・・気もするけど
そのうち割れるよね、しぼむよねと思いながら
もう20日以上経ちます。
だからといって景色と
一体化するわけでもないところが不思議。
風船なんていうものは儚いほうが素敵なんじゃないの?
プリザーブドフラワーとかいうのも、あれも怪しすぎる。
思い出を全部美しいままにとっておいたら
どれくらいの容量のお部屋がいるでしょう!
といいますか、
この風船はいつまで
ニコニコキラキラしてくれるつもりなのでしょう。
永遠?
写真の奥、イマドキでないブラウン管TVの上に
ごちゃごちゃとあるものは、
子どもの油ねんどでつくった何かと、
母の日にもらったお花の飾り。
公民館のクラフト講座に飛び入り参加して作ったとか。
なんとこのお花の中にプリザの素材が入っていて
それでこちらも「うれしい」が永遠に続くというわけ。
永遠に乾杯を!