この前、地域の活動で自衛隊守山駐屯地に視察研修に行く機会がありました。
はたらくくるまが大好きな私。
災害支援用のキッチンの装備のある車、それをけん引する車や偵察に行くバイクのほか、特殊な装備の興味深い車がたくさんあって、写真撮影も自由でしたが、私は取材用の準備はなく、携帯電話を持っていくのを忘れたので哀しくも目に焼き付けていくしかないのでした。ちょうど進行中の作品で欲しい資料が山ほどあったにもかかわらず。なので脳内に構築した守山駐屯地を再生しつつ白い紙に向かってます。
私など作品の世界の中でうろうろして、おぼつかない絵で表そうとするようなぼんやりした仕事をする日々ですが、有事に備えていつでもスタートダッシュできるような厳しい訓練を積んでいるような仕事や、人命の救助に関わる緊迫感のある仕事について日々過ごされている方もいらっしゃって、どこからか感謝の念が沸き上がるのも感じつつ、自分たちの子どもらのような面影を残す若い隊員が昼休みにラッパの練習をしているのを聞きながら、軍靴の音が近づいてくるような少し憂鬱な気持ちにもなってしまうのでした。
そんなわけで写真がないので、私のイラストのモデルたち。杖はダンブルドア先生のやつ。