ALというバンドの新しいアルバムを聴いてご機嫌です。
口笛なんかで軽やかに始まって、だけれど、けれど、情動にとても強く働きかけてくる。結ぶ音像がぜんぶ自分事のように切迫して押し寄せてくる。3曲目から、ショートナイト、ドリーマー、ウォータースライダーと、カタカナの曲が3曲続く。ここらへんでどこらへんにいるか不明になる感じにすっかり迷子です。ああもう毎日が白昼夢でいい。ジャンクライフ(長澤知之)ってアルバムを聴いたときも似た感じを覚えたっけ。むしろALは流行りに日和って耳障りのよいことだけ鳴らしていたほうが私の心の平安のためにはよかったんじゃないかとさえ思うくらい波風立つ強く哀しく美しい音が聞こえています。で、ハンアンコタってなんだろう?まあなんだっていいよねスウィーティー。