友達がミュシャ観にいこうっていうんで
あんまり興味はなかったが
報復が恐ろしいので(!)ついて行った。
松坂屋美術館のミュシャ展。
アールヌーヴォーの華やかなイメージは
繊細で緻密なデッサン画から要る線を残してった
華麗な線描イラストレーションのはじまり。
きれいで巧くておそろしくてあやうかったです。
いまでは見慣れたひとつの様式になっているけど
はじめからある型なんてない
感嘆するばかり。
ミュシャの描く美女は
わりとモデルに忠実で
周りの装飾以外は写実的だったりする。
だるい座り方をする
生意気な視線を向けてくるヒヤシンス姫。
あの子となら友達になれそうな気がする。
鍛冶屋の父上の悪口をまあまあといさめたりとか、
新しい彼氏の自慢話をえんえんと聞かされたりとかね。
ヒヤシンス姫はリーフレットの表紙にもなってる↓