制作周りのこと

BACON2

地味にフランシス・ベーコンの絵が
後をひくなあと思ってたら

たまたまEテレでベーコンの番組やってて
夜に見入ってしまった。

鳥みたいな白髪頭のおっさんが出てきて話すのを
そうだ、まったくだ、おっさんと気が合うなと思ったら
デヴィット・リンチさんだったので
あわてて、気が合わなくて大丈夫です。と思った。

おっさんはこんなことを言った。
(うろ覚えですが)
ベーコンの画は、表には出てこないような、
隠されたことを描いていて、想像をかきたてる。
受け手の力次第。
あまりいろいろな言葉で説明や定義をしないほうがよいものであると。

とりあえずコミュニケートは言葉ありきなのだけど
伝えたとたん零れ落ちたり漏れたり損なったりするものがあるかもと思う。
黙って深く感じ入るときこそがほんとうであるのか。
そうするとこういうblogなどもただの無駄なおしゃべりなのだけど。

先日もあるところですごくいいなとおもって押した「いいね!」ボタンを
そんな反応で済ませてよいものかと少し後悔したりもしている。