きまぐれレビュー

ジャケットがないと

長男が学校で歌うので
THE BLUE HARTSのCDがないかといいます。
中学のときに大好きだったブルーハーツですが、
そういえばCDはなくて、
友達同士で回したカセットや、
レコードのEP盤はもう手元になくて
ちょっとがっかりされました。
もうしっかり胸にインストールされてるから
私にはもう必要ないんですけどね。

それで、CDを探しながら、
昔懐かしいジャケットや
歌詞カードを見ながらしみじみとしていたわけです。
あのころの感動がよみがえる!
ところが、CDをレンタルして、
焼いて聞いていたものが困ります。
汚い字で走り書きのタイトルで、
中身は素敵だった覚えはあれど、
また聞きたい感が少なく残念です。
やっぱりプレスのパワーはすごいわ。
と思っていたらとってもハートフルなディスクを見つけた。

夫の手によるもの。
なんじゃこりゃあ。
マジックで一生懸命描いてあるよ。

そんなに好きなら買えばいいのに?
今よりちょっと貧乏で
今よりちょっと暇があったんだね。うふふ。
と、なんとなくピンクフロイドを聴いています。

 

お芝居見に来たみたいな The wall。
なんだけど・・・
やっぱり歌詞カードとかイメージがほしいよね。
Wikiとかじゃなくてね。

 

今だとデータで音楽買ったりするのかな。
そうなると、
HDが壊れたり
クラウドでパスワード失うのって怖くないのかな。
それとももともと世界はイリュージョンだから
大丈夫なのかな。
ジャケットのアートワークを
爪ほどの大きさのアイコンにして、
タイトルの字は読めるのだろうか
アーティストの目は見えるのか

 

好きな曲はむしろLPくらいの大きさのもので
壁にかけて見つめながら暮らしたいと思うけど。
・・欲張りでしょう?

 

そんな場所はどこにもないけどな。
あ、でも、
「SEVEN」とか
「JUNKLIFE」のジャケットなら
2M四方くらいあってもいいと思うよ。