娘の浴衣が縫い上がった。洋裁は苦手ですが、浴衣は直線ばかりで折り紙みたい。わりとざっくりとした作りだ。サイズもだいぶ融通が利く。ただ折り紙にしては紙が大きくて(長くて)取り回しがいちいち「よいしょ」という感じ。ふだんは雑巾とか給食の袋とか人形の服とか、、小さいものばかりしか作らないから。でも楽しかった。数年は着まわせるでしょう。
ちょっと前だと手作りはお財布に優しいようなイメージがあったけどいまやファストファッションの時代なのかどうか、こんなのを作って揃えた場合とお手頃なセットを買うのと、価格はそんなに変わらないのですね。みんなが仕事で忙しく手作りなどしなくなって、あまり取り扱いがなくなってきて材料の価格が高騰してきたら、手作りは貴族で暇人の趣味か何かになってしまうではありませんか。こういった自作が平安時代の「けまり」や「貝合わせ」化しないようにみんなどんどん布伝説とか後藤ひもりぼんとか大塚屋とか手芸センターTOKAIに通わねば。いやまあどうでもいいか。材料屋さんはいつでもワンダーランド、楽しい。