日記3

立ち読みウォッチ

これを読んだら

タイトルどおりの内容なので!

あんまりにも男の人がかわいそうで 

男子は読まないほうがいいんじゃないかなと

思った次の日。

本屋に行ったら

男性が本屋でこれを立ち読みしているのに遭遇した。

腰に片手を当てて

肩に脱いだセーターをひっかけて

背筋をのばして

険しい目で長い時間読んでいた。

真ん中くらいだから

今ちょうど

「イエスタデイ」あたりで

木樽君の、へんな替え歌を聞いている辺りか

まだ彼女は決定的に失われていないところかなどと

余計なお世話を思いながら

何度も見てしまった。

村上さんの話で、

女のいない男の話はよく出てくるけど

どのようにしていなくなったかというところが

現実的に描かれていてそれなのに

現実じゃないところとそれはひとつながり。

暗いといえば暗がりに違いないけれど

好きな話。