きまぐれレビュー

1Q84


キッチンでソラマメをむきながら
青豆さんの話を読みました。
私は「時間」や「物語の力」について考えました。
たくさんのQがありますが
すぐ下にAがあるわけではありません。
そのヒントがテキストやトリックの中にではなく
生きていく自分の身の回りにあるという点で
単なるエンターテイメントではない、文学の価値を感じました。
また、ストーリー中の、
「物語やそこで触れる考えが
読者の「抗体」になっていく」というレトリックも興味深かったです。