日記3

『半径500mの博物誌』山本文次

 

ご縁あって『半径500mの博物誌』山本文次 著  を拝読しました。
元日進中学校の校長も勤められ、地域では何かとお世話になっている山本文次先生の作られた本で、日進中学校の周りの身近な動植物を題材にご自身が撮られた写真とエッセイが綴られています、載っているのは日進中とは近隣の我が学区でも見られる身近ないきものばかり。何気なく見すごしている中にも、それらには名前があり見どころがあり思い出があり。そうしてみるとひとつひとつかけがえのないものに思えてきます。

 

読み終えて奥付を見ると、ちょうどいま挿絵の仕事でお世話になっている真っ最中の出版社リーブルテックさんの本。あとがきに担当編集者さんへの謝辞がありましたが担当編集者さんも同じで、びっくりしました!不思議なこともあるものですねえ。

他にも最近、近くと遠くが偶然にぱっと結びついて喜ばしい出来事がいくつか続いたのですが、なんでしょう。
遠くにあるものに憧れていく道すがらに、足元の出来事をおろそかにしないことは思っている以上に大事なのかもしれません。

でかい夢語って旅に出ても自室の玄関やクローゼットがごちゃごちゃだったら意味ないかも。世界平和を希求して活動しても家族と仲たがいしていたら意味ないかも。と、話が少しそれましたが今日も地道に私なりの小さい半径数mに平和をもたらすべく、また、もっと言うなら自分の心の内の平安を保つよう努めて過ごしたいと思います。

 

『半径500mの博物誌』は、今ちょうど日進市立図書館の今月の特集展示「私のふるさと」コーナーに置かれています。どうぞご覧になってみてください。