住んでいるところの市誌編集にかかわる事業の一つで
子どもを対象にした自然調査会をやっていて
「子ども自然調査隊」みたいな活動があるのですが
なんだかその隊員になってしまっているので
生き物の名前を専門家に見てもらう会に行ってきました。
ところで、
「同定」(どうてい)なんていう言葉は
初めて知りました。
どうていっていっても、
高村光太郎じゃなくて
あなたの思ったソレでもなくて
生き物の種目を調べること。
それにしても
その辺の草にも仰々しい名前がついているし
帰化したやつなんだとか
名前の由来はとか
いろいろとあるものです。
先生達は、その眼と図鑑と経験と
時にはスマートフォンを駆使して
名前を言い当ててくれます。
会場に
市内の昆虫標本があって眺めていました。
中には・・・
ものすごく小さい虫、たとえば小バエみたいなのとか
ゴキブリの子どもなんじゃないかと思えるもの、
明かりに集まってくるうるさい虫たちもいて、
そういうのもきれいに並んでいると
不思議と美しく珍しく思えてきます。
我が家で、
事務スペースの明かりを新しく変えたら
とても明るくなって
夜は虫たちが遊びに来るので
かえって仕事をしたくなくなってしまっていたのですが、
これからは倒す前に少し眺めてあげてもいいかな。
去年はまた別の会ですが、
ハッチョウトンボやサギソウ
シラタマホシクサを、
近所の湿地に見に行きました。
よく広報の写真等で見ていたけど、
アップで見るイメージとは違って
ちいさくてちいさくて
かわいくて儚い感じです。
動植物の世界は小さくてシンプルに見えるけど
とても精緻で完成されていてきれいだな。
人の肉体や精神も本来そうなんだろうけど。
なんて、
胡蝶の夢見てるみたいに
少し自由な気持ちになった。
でも、
基本、虫は倒す。
イラストは日進のマップイラスト
広報用に描いたもので、
日進体操のDVDのパッケージにも使ってもらってます。
にっしーくんの南に
池とか湿地があります。