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日本一冴えないようで冴えてる婿殿、
杉村三郎シリーズの第3弾読んだ。
１、２ときたから集大成かなと
事件も大きいしストーリーも重層的で。
と思ったら何の。
大筋で存在していた違和感が
すっと晴れて、
終わりどころか
今度は旅立ちの始まりのようで。
詐欺の話が出てくる。
人の心を操り騙そうとする人
それと気づかず人を騙す人
どちらも悪人だけど
自分を騙し偽る人が一番苦しいのだと
そう思った。
そしてまだまだ三郎の旅は続きそうな予感。
こういうミステリーのよくないところは
おいそれと感想書きづらいところね。
もやもや書きである。
でもとても面白かったよ。
