日記3

シンプル イズ べつにベストじゃない

シンプルなのはいいことのようだ。
とくに身の回りや暮らしがシンプルなことなどは。
飾りが多かったり
取り換えが山ほどあったりしても
孤独感が消滅して救われたりとかしないからね。
賑やかしは一瞬で消え去ってしまうし
風が通らなくて淀んでいくだけだ。
シンプルなのはいいことのようだけど
たとえば4こままんがであるかのような
コンテンツ(ドラマや小説)とか
善か悪かの2者択一のような問いとか
「はい、これできまり!」
といったような決めつけは
ただ安易にわかりやすいだけで
浅はかすぎて
なんの面白いこともないと思うから
だから私はかならずしも
シンプルイズベストじゃないと思うのね。
深み淀みあるいはまた別の次元の可能性など
四方八方に枝分かれしてゆく
フラクタルでカオスで宇宙なことがらを
少しは思ってみるのもいいのじゃないかな。
弦が3回きれいに巻けるとうれしい。
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