日記3

余分なものなどない

この時期にマクドナルド行く人って
救いようがない精神の持ち主かもしれないね
それは久屋大通店に寄った私のことです。
昼時、満席だった。
広いテーブルで相席だった
若者男女3人組の話を聞くともなしに。
かれらはモデルのアルバイトやってて
イベントがあると連絡を受けて
あちこちへと行くらしい。
今日もその打ち合わせ。
ここは名古屋。
東京のイベントだったら
足代もホテル代もでなくて
他の仕事に
本業の学業もあるし大変みたい。
でも大物をまじかに見られて魅力だって。
どこの世界も大人は
夢を餌に小ざかしく搾取してるなあ。
分かる。ばかじゃないんだ。
知ってて相乗りするんだ。
うまく利用できればいいなあ
磨り減る前に駆けあがれたらいいなあ
相席のよしみでそう願った。
男子君はマックのクルーを前にやってて
異物混入について
一部のミスを全体の批判とすりかえてくれるなと熱弁中で
女子はへえー、とつまらなさそうに聴いてた。
私はふだんからくじ運がいいほうではないから
万が一なにか入ってたら
逆にちょっとテンションあがっちゃうのかなとか
そんなこと思ってぼーっとコーヒー飲んだ。
そんなふうだから
気づかずなんでも飲み込んでしまいそうだよ。
もちろん余分なものなど飲み込んじゃいない。
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科学館の竜巻装置を仰ぐ。