音楽室

落葉松

 一度聞いたら

忘れられない曲ってありませんか。
先月の午後
声をかけてもらった
にぎわい交流館でのランチコンサート
ひょっこり聞きに行けて
「日進の歌のお姉さん」の石川宏子先生が
秋の歌をもりだくさんにピアノで弾き語る日でした。
小林秀雄さんの、落葉松という曲が
なんとも深い秋で・・よかった。
忘れられない。
じわじわと、まだいい感じ。
もう冬なんだけれども。
先生このblog見てくれるような気がするから
気恥ずかしくて書けなかったんですけど
あまりに綺麗だったのでやっぱり言いたい。
歌っていいなあ。
——-
落葉松の 小鳥の雨に 
わたしの 乾いた眼が濡れる 
わたしの 乾いた眼が濡れる 

落葉松の 秋の雨に 
わたしの 手が濡れる 

落葉松の 夜の雨に 
わたしの 心が濡れる

——-
宏子先生はすごくて
譜面めくりながら弾きながら歌う上に
噺家さんだからトークも可笑しくて
エンターテナーだなあと思う。
大変そう、譜めくり手伝いましょうかとも思ったけど
なんやら難しそうな譜だったからすぐに帳消しにした。
昭和歌謡もいくつか聴いて楽しかったからまた行こう。
1418046752354.jpg
木箱さん(日進木箱商会)のすりガラス
昔はどこにでもあった建具やガラスも
今は骨董みたいに見える。