日記3

00:45

遊びから帰って夜の高速を降りて
家の近くまできたら
もう午前1時近く。

こんな時間に、橋のところに
紅色に丸い白抜きの浴衣を着て
髪を結った女性が立っているのが見えた。

って夫に言ったら
大変恐ろしがられた。

確かにお祭りは終わっているしね。
ぱっと見、
この世の方だったと思うけれど?

加えて、先日。
家族写真で私の肩に乗ってる手が
誰のものか分からないといって
みんなが騒ぐのだけど
私には細くて色の黒い、三男の指に見える。

不自然に見えるのは、
家の明かりが暗くて
シャッター速度が遅いせいじゃないかと思うけど、
そうじゃなかったら誰か
素敵な人の指だったらいいじゃないかと思う。
呪われても、素敵な人ならいいか。