日記2

友人宅にお邪魔して
ご主人の作り置きしておいてくれた
ボロネーゼスパゲティをいただくなどという
素敵な出来事がありました。

友人のお子さんはまだ首の据わらないちびさんで、
だっこさせてもらって。

ああ、家の次男もこんな目で
じっと見つめてきたっけ。

何にも言わなくて青く澄んだ目は
見るものの心をクリアに映す鏡のようで
美しすぎて恐ろしいものです。

子育てでも仕事でもなんでも
苦労していれば助けてくれる人や
共感してくれる人も
優しい人もいっぱいいるけれど
基本、人は一人で孤独なもので
哀しいも苦しいも誰かには代わってもらえない。
意図せず生死の淵や狂気の片鱗みたいな
暗い穴を覗き込んでしまうことって
とてもとても個人的な体験ですよね?

その代わりまあ、愉しいとかうれしいを
シェアできる人がそばに居ればずいぶん幸せ。
幸せ空間でしばし和んだ昼下がりでした。