ハハのこと

まぶたの裏の絵

夜、眠る時の話。

数年前までは
子どもと一緒にバタン!と
倒れるように寝ていましたが

最近はちょっと余裕も出てきて、
眠たくなるギリギリまで、
仕事や後片付けをしています。

それで、とても眠たくなって
布団に入って眠る寸前、
目を閉じると、

まぶたの裏に
何か不思議な絵が、
見えることがあります。

はじめはぼんやりとしているのに、
目と閉じつつも
目を凝らしていると、

3Dマジカルアイとかなんとかみたいに、
ふわっと絵が像を結ぶんですね。

不可思議な模様だったり、
見たことのない器械や乗り物、
誰か知らない人の顔・・・
色も暗い色調ながらも鮮やかに
宗教画のような美しさです。
しばらく見とれて、
そのうち消えるか寝るかしてしまいます。

・・・これはなんでしょう。
こんなことってありませんか??

私だけですか??

おそらく昼のうちに見た
いろいろなシーンや
見つめている時間の長いモニタの残像やらが
まぶたのうらに残っていて、

それを私のいい加減な脳が
勝手に像を結んでいるのだと思います。
というか、そう思わないと
恐ろしくてやっていられない。

それにしても、
目をつぶっても見える像なのだから、
お願いだから怖い像を結ばないように
日ごろから明るく楽しい妄想ばかりを
トレーニングしておきたいものですが。

イラストはロバート・デ・ニーロの似顔絵。
似顔絵を描くのはとてもとても苦労します・・